ターミナルケアについて

ターミナルケアとは、末期癌(がん・ガン)などに罹患した患者に対する看護のことです。ターミナルとは「終末」という意味を表します。ターミナルケアを専門に行う施設はホスピスです。

ターミナルケアでは、主に延命を目的とするものではなく、身体的苦痛や精神的苦痛を軽減することによって、人生の質「QOL」(※注1)を向上することに注力され、医療的処置(緩和医療)に加え、精神的側面を重視した総合的な措置を中心に行います。

ターミナルケアの他に、同様の意味として、終末期医療、終末期ケアなどといわれることもあります。

QOLとは ※注1

クオリティーオブライフ(quality of life)と言い、直訳すれば『生活の質』という意味で使われます。

医療の側面から見ると、自分で「これでいい」と納得できる生活の質ということです。病気や加齢、また入院生活の中では、治療の為に必然的に制約ができたり、苦痛を伴ったりなど、その人らしく生活することができなくなってしまうことがあります。また、手術や抗がん剤など治療が原因となって、それまで通りの生活ができなくなる場合もあります。現代の医療現場では(特にターミナルケアの現場では)、患者さんの人生観や価値観を尊重し、その人が「これでいい」と思えるような生活をできるだけ維持することに配慮が求められています。





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