ホスピスとは一体何か? その2

ホスピスという言葉からは、何となく病院のようなイメージをお持ちになるでしょうか。 ホスピスとは一体何かというと、悪性腫瘍やエイズなどの、終末期で治癒が困難な病気を持つ患者さんをケアする施設のことをいいます。 または、在宅でそういったケアをすることもホスピスといいます。

例えば抗がん剤治療などは、患者さんにとって非常に苦痛を伴う治療となります。これからの貴重な時間を、そういった苦痛を感じながら過ごすのはどうか…と考えてしまう場合もあるでしょう。また、家族や周りの人に、そういった苦しむ姿を見せたくないとお思いの方もいらっしゃることでしょう。

ホスピスでは、そういった苦痛を伴う治療は行わずに、痛みを取り除いたりする薬などを用いて、これからの人生を快適に過ごせるよう、身体的、精神的にケアしていくという治療を行っていきます。

ホスピスを行っている所は、大きく分けると2つあります。
1つ目は病院です。
これには様々な形態があって、病院内にホスピス病棟を設けている場合や、独立したホスピスの病棟があるところ、ホスピス病棟はなくても専門のスタッフがチームとして行うものなどがあります。

そして、2つ目は在宅です。 これは、自宅に訪問してホスピスを行うものです。
また、こういった形態にとらわれず、例えば患者さんが自宅に帰ることを希望していたら、集中的に痛みを取り除くケアをした後に自宅へ帰ったりすることができたりする場合もあります。

また、自宅でホスピスを行っているけれども、普段お世話しているご家族の方が休養したいので、一時的に病院ホスピスを利用するという場合もあります。

ホスピスとはこのように、患者さんのケアだけでなく、そのご家族をサポートする役目も果たしているのです。





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