癌の緩和治療・終末期医療・ターミナルケアのことならホスピスネット

癌の緩和治療・終末期医療・ターミナルケアのことならホスピスネット

母が……末期癌………。

あまりにも急な告知に、当時、ホスピスに勤務し、末期癌専門のターミナルケアチームに所属していた私自身も本当にパニックに陥りました。

大切な家族が癌、ましてや末期癌と診断されたとき、普通の人でしたら、いろいろな心配事、不安な事で頭がいっぱいになってしまうことでしょう。

「まさかうちの人に限って」
「末期癌だなんて、本人にはどう話そう」
「今の病院にそのままかかっていていいのか」
「今後、どんな治療が生活が一番いいのか」

などと、悩みはつきません。

末期状態の癌と診断された場合、残念ながら、診断された時点で厳しい状況だということを家族として理解することが重要です。
(納得できないお気持ちは痛い程わかります)

なぜなら、末期癌患者さんの余生はもうごくわずかしか残されていないからです。

大切なご家族が「末期癌だとは絶対に受け入れない」「奇跡が起こることを信じて治療を続ける」などと考えることで、患者さんとの残りの時間を無駄にしないで欲しいと、私は思っています。13年間のホスピス勤務の中で、たくさんの患者さん、そしてそのご家族を見てきた経験から、こう思うのかもしれません。

末期癌という診断を受けたとしても、まずは少し気持ちを落ち着けて、患者さんが納得のいく療養生活を送れるように、また、残りの人生を楽しんで過ごせるように、家族としてじっくり対策を練ってみるのはいかがでしょうか。



ホスピスネットで末期癌の治療法や知識を学ぶ

実は私の母も末期癌でした…。

こんな話をするだけで「娘がホスピスに勤務。しかも、ターミナルケアの専門スタッフだったら、さぞや、その母親はいい療養生活が送れたのではないか」と思われるかもしれません。実際、私自身も最初は完璧な看護ができるのではないかと思っていたほどです。

しかし、ふたを開けてみれば母の療養生活は散々たるものでした。
これだけの専門知識と経験があっても、迷いや悩みは尽きることがなかったのです。

結局、私は母をホスピスで看取りましたが、患者の家族という立場を経験する中で、「専門家の私ですら、これだけ迷うことが多かったのだから、経験のない一般の方が悩んだり、小さなことで不安を感じるのは当然のこと」と実感しました。

そしてこの体験をとおして私は、「末期癌患者とその家族に向けた、タメになる情報が掲載された専門の情報サイトが必要だ」という気持ちが強くなり、本サイトを作りました。

本サイト「癌の緩和治療・終末期医療・ターミナルケアのことならホスピスネット」には、末期癌に特化した療養生活のことから、「優良な医療を受けるためのコツ」「賢く病院にかかるためのポイント」まで、たくさんの知恵・情報が詰まっています。

末期癌の患者さんはじめ、末期癌の患者さんを支えるご家族の皆様に、本サイトを参考にしていただき、納得のいく、よりよい療養生活や残りの余生を送っていただければと願ってやみません。

コラム「介護を上手に続ける秘訣」

介護を頑張っているあなたへ

「病人は病気と闘って辛い思いをしているだから健康な私は頑張らないと」など、介護にあたられているご家族の方からよくこんな言葉を耳にします。

確かに病気である患者さんは大変です。でも介護する人だって人間です。

あなたは、普段の生活に追われながら、一生懸命に介護を頑張っているのです。「健康だから」といって患者さんに引け目を感じることもあるかもしれませんが、いつも以上に大変なことをしているのです。

まずはしっかり自分を誉めてあげてください。そして、疲れたなと思ったときはしっかり休みをとること。これがストレスを溜めずに介護を続ける秘訣なのです。





▲このページのトップへ